はい!こんにちは!
今回は関数のなかでも使い道が多い
Vlookup関数の使い方
を説明していきたいと思います。
Vlookup関数は一番左のデータを参照してその行の指定された○番目のデータを返す関数です。
例えば…こんな風に使えます。
発注伝票を一覧表から番号で呼び出す
名簿から生年月日、出身校などを呼び出す
など使い方によってはかなり便利な関数なので覚えておいて損はないでしょう。
では、早速使い方へいってみましょう。
まず適当な一覧表を用意しましょう。
次に自分が作ってみたいフォーマット(今回は例として簡単な発注伝票)を作ります。
例)一覧表
例)発注伝票
ここまで用意出来たら、Vlookupを実際に使っていきましょう。
関数を呼び出す
まずは発注伝票のC5のセルを選択します(発注伝票の右下の青い枠をクリックする)。
次に、入力欄の横に fx という表示があります。
ここをクリックすると関数一覧が出てきます。
その中の検索/行列からVlookupを選んでまたクリックします。そうしたらこのような表示が出てきましたでしょうか?
これでVlookup関数の基本の式を入力出来ます。
式を入力する
順を追って説明していきます。
上から…
検索値
自分が入力するセル(ここの例ではデータを反映させたい発注番号を打ち込むセル)です。
ここのセルに数字なり名前なりを入力してその入力した数字や名前のデータを関数を入力したセルに反映させます。
選択範囲
ここは参照したい表をすべて選択していきます。一番左上から一番右下までです。
※各項目のタイトル(発注番号、商品名、単価等)は入れる必要はありません。
列番号
表の左から何番目の列のデータを表示したいかを入れます。
この表だと5列目になりますね。
ですので、上の例画像で届け先のデータを表示したいときは『5』と入れます。
検索方法
完全一致のFALSEを入力しましょう。
式の完成
私の画像の一覧表、発注伝票を使用すると…
という式が出来ましたか?
この式を分かりやすく説明すると…
となります。
例えば、E2に入力した数字が『3』なら一覧表の同じ行の5番目の列にある『c』、
E2に入力した数字が『7』ならC5のセルに『g』と表示されていれば完璧です。
この調子で発注伝票の商品名、数量、単価も式を入れてみましょう。
…
出来ましたか?
それでは発注伝票E2(黄色に塗ってある)のセルに『5』と入力してみましょう。
画像のように表示されましたか?
C7のセルに『=VLOOKUP(E2,発注一覧!B4:F14,2,FALSE)』
C9のセルに『=VLOOKUP(E2,発注一覧!B4:F14,4,FALSE)』
C11のセルに『=VLOOKUP(E2,発注一覧!B4:F14,3,FALSE)』
ときちんと入力されていれば表示されるはずです。
ここまで出来たらもう基本は完璧です♪
応用を学ぶ
『0』を表示したくない
さてここで問題があります。
一覧表に数字が入ってないところがありますね。
発注番号『7』の単価が入っていません。
これをVLOOKUP関数で返すと…
画像のように『0』と表示されます。
この『0』を表示したくない!という場合は、式の最後に『&””』と入力しましょう。
このような式になりましたね?
そうしたらもう一度表示を確認してみましょう。
見事に消えていますね!
エラーの時に空白にしたい
さあ、次の応用です。
発注番号が10までしかありませんよね。
では、E2のセルに『11』と入力したらどうなるでしょう?
こうなりました。
このエラーを表示したくない!というときには、こうします。
IFERRORという関数を組み合わせて、
という式を書きます。
そうしたらもう一度表示を確認してみましょう。
見事に消えていますね!
コピペで関数を入力したい
いちいちセルに一つずつ関数入力するのって…面倒くさいですよね?
でもコピペすると、参照するデータがズレていってしまうんですよね。
そんな時はこうしましょう。
この、式にドルマークを付けると『絶対参照』となり、ほかのセルにコピペしてもドルマークを付けたところはズレません。
簡単な付け方は式のアルファベットと数字の真ん中をクリックして、『F4』キーを押します。
いかがですか?簡単に$マークが数式につきましたか?
次はいよいよ最後の応用になります。
名前に『様』や単価に『円』という表示を自動で表示するようにしたい
っという方にはこれ。
表示させたいセルをクリック。
書式設定から、その他の表示形式からユーザー定義を選択。
種類のところに『@” 様”』と打ち込んでOKを押してみましょう。
すると…上の画像のようになりました!
見事に参照したデータの後ろに『様』が付きましたね!
今回の『応用の学ぶ』はこれで終わりになります。
まとめ
いかがでしたか?
取り敢えずは検索値は『表の一番左』じゃないとダメ!
列番号は『検索値を含めて左から数えて〇列目』。
という事を覚えておくと、この関数はそんなに難しくありません。
他にも掘り下げていくと色々な応用がありますが、取り敢えずはここらへんで一回頭を休ませましょう♪
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今回の記事はここまでになります。
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また次の記事で。